中学生の実力テスト、どんなもの?
中学生になると、
その先に受験という大きな壁が有ります。
ですからただ勉強するだけでなく、
しっかり結果が出る学習を行う必要が有ります。
その自分の勉強の習熟度を確かめるのが、
「定期テスト」と「実力テスト」です。
「定期テスト」と「実力テスト」の違いは何?                                                        
 
 出題範囲の違いです
出題範囲の違いで区別がされています。
「定期テスト」は、中間・期末テスト、章末テストなども含まれています。
ですから、比較的狭い範囲で限定されます。
期末テストでさえも、学期間に習った範囲だけです。
「実力テスト」は、学力テストとも言われています。
期初テストなども含まれています。
こちらは小学生、中学生と今まで積み重ねてきた内容が
すべてひっくるめたものが出されるため、
非常に範囲が広いといえます。
実力テスト対策は?                                             
 
基礎力の向上がカギとなります
高校受験には難しい問題ばかり出るわけではありません。
基本的な問題も出題されます。
そして、難しい問題も基礎を固めないと解けません。
どんな内容が出題されるの?                                        
入試問題を模した内容が出題されます
県立高校入試を徹底的に分析し、
頻出部分を割り出し、出題範囲を決定しています。
中3の5月から毎月行われる実力テストは、どのような特徴があるのでしょうか?
教科ごとの特徴
国語
文章の要約や漢字の書き取りなど、記述形式の問題が多く出題されています。
近年県立高校入試で必ず出題されている作文が出題されます。
文字数も入試問題とほぼ同数で、
毎回テストを受験しているうちに自然と書く力がつくようになっています。
数学
入試でもおなじみの作図や証明の問題が各回出題されます。
また、数式や計算などの問題から図形の問題まで出題内容は幅広く、
自校入試や私立高校入試などにも役立つこと間違いなしです。
社会
地図や表から情報を読みとる問題を中心に構成されています。
8月から範囲に入ってくる公民も教科書別の選択形式ですので、
未習・既習の心配なく受験していただけます。
理科
実験や表から情報を読みとる問題を中心に構成されています。
選択形式の問題が入り、より幅広く入試問題に対応しています。
英語
必ずリスニングから始まり、聞き取る力が身につきます。
長文も徐々に長くなり、回を追うごとに読む力、読解力が自然と身につきます。
テスト結果では、何がわかるの?                      
 個人成績表で全てがわかります
個人票には、各教科の点数、平均点、偏差値などが記されてきます。
「個人成績表」の特長
  • 志望校の判定がわかります。
  • 各教科で不得意な単元(不得意な順に3項目)を克服するためのひとくちアドバイスが書かれています。
個人成績表は、
合格率を一目でわかるだけでなく、
各教科の各分野の核問題の正答がわかり、
学習計画を立てるために、とても重要な表です。